【写真：Getty Images】

　明治安田生命J2リーグの2023シーズン・レギュラーシーズンが終了した。今季最もスタジアムが盛り上がったのは、どのカードなのか。今回は、2023シーズンのJ2リーグ全462試合から、入場者数トップ10の対戦カードをランキング形式で順位ごとに紹介する。

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4位：ジュビロ磐田対清水エスパルス 観客数：2万2937人 開催日：3月18日（第5節） 　2023シーズンのJ2リーグ第5節「静岡ダービー」、ジュビロ磐田対清水エスパルスは、2万2937人がエコパスタジアムを訪れた。 　昨季はJ1リーグで戦っていた両チーム。2022シーズンのJ1で対戦した際は1万9130人という観客数だったが、史上初となるJ2での「静岡ダービー」は、これを3627人上回っている。 　ホームの磐田は開幕4試合で1勝1分け2敗というスタートで、第4節は大宮アルディージャに敗れている。対する清水は開幕から4試合連続のドロー。どちらも勢いをつかむために重要な一戦だった。 　試合は開始直後、当時17歳の後藤啓介がロングフィードに抜け出してゴールを奪い、磐田がいきなり先制点を決めるが、清水は前半終了間際にチアゴ・サンタナのゴールで追いついて折り返した。後半は再び磐田が先手を取り、67分に松本昌也のゴールで勝ち越すも、終盤に清水はチアゴ・サンタナがこの日2点目を決め、試合は2-2で終了。白熱のダービーマッチは勝ち点1を分け合う結果に終わっている。