31日にオープニングセレモニー 多目的運動広場「二本松市グリーンフィールド」 二本松市3月定例議会で市答弁
福島県二本松市の3月定例議会は29日、代表質問に入った。本多俊昭(令和創生の会)、佐藤有(真誠会)、菅野明(共産党市議団)、安斎政保(市政会)、鈴木一弘(みらいの風)の5議員が登壇した。 4月1日から供用を開始する多目的運動広場「二本松市グリーンフィールド」で31日、オープニングセレモニーを行う。セレモニー後、二本松サッカー協会に加盟しているスポ少の子どもたちを対象にしたサッカー教室を開催する。日本サッカー協会(JFA)の指導者や元Jリーガーでベガルタ仙台などで活躍した萬代宏樹さん(市内出身)を招く。佐藤議員の質問に内藤徳夫教育部長が答えた。 ■「こども家庭センター」を安達保健福祉センターに設置 二本松市は4月から妊産婦や子育て世帯に対する一体的な支援を行う「こども家庭センター」を安達保健福祉センターに設置する。鈴木議員の質問に早川東保健福祉部長が答えた。 本多議員は高齢者の公共交通の運賃無料化事業について利用者数などを聞いた。早川保健福祉部長は、1月31日現在、市内路線バスが2万4926人、コミュニティバスが1656人、デマンドタクシーが3651人、巡回福祉車両ようたすカーが3974人だったと明かした。
安斎議員は農業所得向上に向けた対策についてただした。三保恵一市長は「時代のさまざまな変化や課題に対応でき、一定の収入が得られる持続可能な農業を目指す」と述べた。 菅野議員は資材価格高騰を踏まえた農業を守る市の取り組みについて質問した。石井栄作産業部長は時代の変化や課題に対応できる持続可能な農業経営を推進するとした。 (県北版)