男女死亡ショック「2人が車の下敷き」、担架で運ばれる姿…施設で送迎車にはねられる 「免許証の年齢」偽造、若く見せていた運転手「焦ってミス」 法廷で弁護士が執行猶予を求める「免許は取り消され再犯ない」
大宮東署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、車を運転していたアルバイトの男(75)=さいたま市岩槻区本町3丁目=を現行犯逮捕。容疑を過失致死傷に切り替えて調べる。 署によると、車は3人をひいた後、バリアフリースロープに前部が乗り上げ、壁にぶつかった。施設の女性職員から「送迎車と歩行者の事故で歩行者3人が負傷して2人が車の下敷きになっている」などと通報があった。職員の男性は車の下敷きとなったが、自力で脱出したとみられる。男は調べに対し、容疑を認めているという。 送迎中の事故とみられ、署が詳しい原因を調べている。 現場は東武野田線岩槻駅から西へ約2キロの住宅街。 ■憩いの場が一変 近隣住民の声 近隣住民も突然の事故に表情を曇らせた。被害者が担架で運び出される様子を目撃した40代女性は「いつも駐車場にある椅子に腰をかけながら、利用者の方とスタッフの人が楽しそうに話をしていた」と話し、憩いの場が一変したことに驚きを隠せなかった。