リニア中央新幹線 工事の情報公開の強化を求める意見相次ぐ 山梨県の技術審議会
リニア中央新幹線の工事に伴いJR東海が示した環境への影響の中間報告に対する山梨県の技術審議会が開かれ、情報公開の強化を求める意見が相次ぎました。 【写真を見る】リニア中央新幹線 工事の情報公開の強化を求める意見相次ぐ 山梨県の技術審議会 JR東海はリニア工事による環境への影響に関する調査で2021年度から3年間の中間報告をまとめました。 それによりますと山梨県内では工事による湧き水の量などへの影響は確認されず、大気質や騒音、振動などについても、基準値を超えるものはありませんでした。 このため現状の環境保全措置の見直しの必要性はないとしています。 7日は県の技術審議会が開かれ、委員から工事の進捗状況や水質などの検査結果、それに関連設備建設による影響について情報の整理や公表に力を入れてほしいとする指摘が相次ぎました。 審議会は来月も開かれ、意見をまとめます。 一方リニアのトンネル工事をめぐっては先月、掘削工事現場に近い東京・町田市にある民家の庭から水と気泡が湧き出し、JR東海は付近の工事を中断して因果関係を調査しています。 JR東海によりますと県内の工事は町田市の工事とは工法が異なるということです。
テレビ山梨