開幕黒星のソシエダ指揮官、アーセナル移籍進むメリーノら不在に「スビメンディが土壇場で退団する可能性だってある」
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、スペイン代表MFマルティン・スビメンディの途中出場やチーム状況について語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 【動画】ベンチスタートも後半ATに意地の一発! 残留決意のスビメンディが抜け出しからゴール 18日、ラ・リーガ開幕節でラージョ・バジェカーノと対戦したソシエダ。日本代表MF久保建英も先発したなか、1-2の敗戦を喫した。 この一戦では、リバプール移籍の流れから一転してソシエダ残留を決めたスビメンディがベンチスタートに。アーセナル移籍に向けた交渉が続くスペイン代表MFミケル・メリーノ(28)はメンバー外となった。 試合後にコメントしたイマノル監督は、「(開幕戦の敗戦は)もちろん心配だ。自分たちがやりたいプレーができず、2失点してしまった」と反省。その一方、途中出場から後半アディショナルタイムに意地の一発を決めたスビメンディが、ベンチスタートだった理由を明かした。 「最初の2人の交代は戦術的なものだった。マルティンは先発しなかった。昨日、彼が体調が悪いと私に言ってきたからだ。彼はすごいプレッシャーを感じていた。だが今日、ウルコ(ウルコ・ゴンサレス)がカードをもらってしまったため、彼にがんばるよう言った」 また、イマノル監督は今シーズンの戦力にも言及。メリーノや移籍したスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの不在の影響に触れつつ、今いる選手で戦うしかないと語った。 「(移籍市場は)複雑な話ではなく、毎年夏になるとすべての監督やクラブ、スポーツ・ディレクターに動きがある。メリーノとル・ノルマン? そんな選手は2人もいない。スビメンディが土壇場で退団する可能性だってある」 「彼らはかけがえのない選手だ。功績を残してきたからこそ、ル・ノルマンが去ったという話になる。アーセナルはメリーノを欲しり、リバプールはスビメンディの移籍金を支払うつもりだった。しかし、たとえうまくいかなかったとしても、メリーノとル・ノルマンがここにいないという言い訳をいつも考えるわけにはいかない」
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