『ホグワーツ・レガシー』の続編では、ストーリーにドラマ版と関連する部分があるかもしれない 重役がインタビューで示唆
『ホグワーツ・レガシー』の続編では、ストーリーにドラマ版と関連する部分があるかもしれない 重役がインタビューで示唆
『ホグワーツ・レガシー』の続編では、ストーリーにドラマ版「ハリー・ポッター」と関連する部分があるかもしれない。Warner Bros. Gamesのプレジデントであるデイビッド・ハダッドが海外メディアVarietyで続編について語っている。 「ホグワーツ・レガシー」画像・動画ギャラリー ハダッドによると、ゲームの開発チームは『ホグワーツ・レガシー』続編のストーリーテリング要素の全体像の一部と、ドラマ版「ハリー・ポッター」のストーリーライン間でなにかしらの調整しているそうだ。時代設定や背景ストーリーなどをゲームとドラマで合わせるのだと思われる。発言からすると「ドラマのゲーム化」というほど関連はないのかもしれないが、なにかしらつながりがある部分が存在しそうだ。 Varietyの記事では、『ホグワーツ・レガシー』の成功が語られている。ゲームは2023年のトップセラーとなり、売り上げは3000万本を突破したそうだ。『ハリー・ポッター:クィディッチ・チャンピオンズ』と、レゴのゲームのコレクション『LEGO Harry Potter Collection』(海外のみ)がリリースされたことについても言及された。Warner Bros. Gamesは「魔法ワールド」をベースにした複数のモバイルゲームのライセンスも取得しているという。 『ホグワーツ・レガシー』の続編の存在は同じVarietyにて2024年9月に報道されており、そのときは「続編は数年後に実現予定」だと語られていた。前回の記事と同様に、続編については同社の「最優先事項の一つ」だそうだ。同社の洞察によると、「ハリー・ポッター」の「若いファン」と「年齢を重ねたファン」の間に大きな違いはないと考えているという。どちらもただのディープな「ハリー・ポッター」ファンであるとして、ファンを喜ばせるために本物の体験をゲームで構築しようとしているそうだ。 ドラマ版「ハリー・ポッター」は動画サービス「Max」で2026年に配信されると発表されている。ドラマ版は、映画よりも深く原作小説を掘り下げる内容になるとの報道もあった。ドラマ版は2025年春頃の撮影開始が見込まれているという。『ホグワーツ・レガシー』の続編もドラマ版「ハリー・ポッター」も、その具体的な内容が明らかになるのはもうすこし先の話になりそうだ。 なお、日本ではMaxはU-NEXTに内包される形となっている。U-NEXTではすでに「ハリー・ポッター」の全シリーズが見放題になっており、日本では将来的にU-NEXT内のMaxでドラマ版が配信されるのだろう。
重田雄一