【iPhoneアクセシビリティ活用術】仕事・時間の効率化にも役立つ2つの設定と使い方
iPhoneって便利な機能がたくさんありますよね。しかし、その機能をどこまで使いこなしているでしょうか? 【iPhoneアクセシビリティ活用術】仕事・時間の効率化にも役立つ2つの設定と使い方 実は先日、視覚や聴覚などの身体機能や認知能力のニーズに配慮/対応する「アクセシビリティ」をみていて仕事に役立ちそうなものをいくつか発見しました。 実際に使ってみて、すごく利便性がアップしたものをご紹介します。
1. 作業しながらインプットできる「画面の読み上げ」
まず、ニュース記事などの情報をもっと効率的にインプットしたい人にもおすすめなのが「読み上げコンテンツ」の活用。 使い方は「設定」アプリから「アクセシビリティ」>視覚サポート内の「読み上げコンテンツ」を選択。 読み上げ方法には、選択したテキストを読み上げてくれる「選択項目の読み上げ」と画面の表示内容を読み上げる「画面の読み上げ」の2種類があります。 ニュース記事などを読み上げてほしい場合は、「画面の読み上げ」を選択します。 画面上部から下に二本指でスワイプすることで起動します。またオンにすると「読み上げコントローラ」という設定項目が現れます。こちらをオンにすると、画面上に読み上げコントローラーが表示されるようになり、より簡単に読み上げ機能を使うことができるように。 ニュース記事など読むより聞いて理解したいときや、家事/仕事/通勤通学時の「ながら」インプットに最適です。
2. 集中・イヤホン時でも周りの状況がわかる「サウンド認識」
たとえば、仕事に集中している時やイヤホンをしている時、音が聞こえないせいで周りの状況がわからず、不安…。 そんな人は「アクセシビリティ」>「聴覚サポート」内の「サウンド認識」をうまく活用できるかもしれません。設定すれば、iPhoneがさまざまな音を検知して通知してくれます。 私は、火災警報、煙警報、ドアベル、水の出しっ放しを選びました。我が家は蛇口をしっかりしめ忘れることがあるので、この通知は助かります。水道代、ばかにならないですからね。 ほかにもサウンドをカスタムできるので、たとえば、洗濯終了のお知らせや、お風呂のお湯張りが終わった通知など、うっかり聞き逃してしまいそうな音を登録しておくのもおすすめです。
ショートカット設定もできます
「サウンド認識」は、「設定」アプリ>「コントロールセンター」でコントロールセンターに追加できます。これによりオンオフや追加設定が簡単に。 読み上げ機能は、「設定アプリ」>「アクセシビリティ」>「ショートカット」に登録しています。 電源ボタンを3回プッシュするとショートカットが表示されるので、必要に応じてオンオフしてください。もちろん、そのほかのアクセシビリティ機能も登録可能です。 Screenshot: 中川真知子
中川真知子