マツダ3でも市販前提のコンセプトカー発表 マツダ・スピリット・レーシングから
ロードスターとともに出展 ブルーグレーのマツダ3
東京オートサロン 2024のマツダブースでは、先に紹介したロードスターの「マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプト」と並んで、マツダ3をベースにしたコンセプトモデルも出展された。 【写真】期待ふくらむコンセプトカー 市販化はいつ? 標準車の端正なスタイリングを改めて見る (109枚) だが、このマツダ3に関しては内容がほとんど公表されていない。パワートレインに関しても未発表だ。当然ながら、インテリアも公開されていなかった。 ボディカラーは、ロードスターと同様にマツダ・スピリット・レーシングのイメージカラーであるブルーグレーにペイントされ、ボンネットにも「MAZDA SPIRIT RACING」のロゴが入ったブラックストライプが入れられている。
空力パーツやエアロで武装 未公表のパワートレインはどうなる?
エクステリアで特徴的なのは、ルーフエンドに取り付けられたスワンネックタイプのカーボン製リアウイング。空力効果の高そうなフロントバンパースポイラーやリアバンパー下のデイフューザー形状やサイドシルなど、ボディ下まわりのエアロパーツはブラックアウトされる。 足まわりも強化されているようで、ロードスターと同様のブラックのホイールとブレンボのレッドキャリパーが引き締めている。 こちらも市販を前提に開発が進められているようだが、登場はロードスターより少し先になりそうだ。ガソリン? ディーゼル? はたまたスカイアクティブX? それとも…… 果たしてどんなパワートレインでお目見えするのだろうか? なお、昨年のジャパン・モビリティショーに出展されて人気を集めたコンセプトカー「アイコニックSP」は、市販を目指して開発を進めていくという。こちらの登場も楽しみでならない。
篠原政明(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)