代表復帰とEURO2024のメンバー入りも見えてきた!? 今季躍動するJ・ゴメスの多才さはイングランド代表の武器となる
リヴァプールで存在感
カラバオカップを制し、現在プレミアリーグの首位に立つリヴァプール。怪我人が多い中でも勝負強さを発揮しているリヴァプールの影のMVPとも言えるのがDFジョー・ゴメスだ。 CBが本職のゴメスだが、今シーズンは様々なポジションでプレイしている。怪我人続出の中でも、大きく崩れなかったのは、同選手がそれぞれのポジションで高いパフォーマンスを発揮したおかげである。 右SB、左SBだけではなく、最近はアンカーでもプレイしており、多才さがゴメスの新たな武器となっている。そんなゴメスをマット・バーロウ記者はイングランド代表に招集すべきだと、英『Daily Mail』で語っている。 2020年の秋以降、怪我の影響などもあり、プレイしていないゴメス。しかし、同氏はディフェンスラインのどこでもプレイできるゴメスはイングランド代表にとって重要になると語る。左SBのルーク・ショーやベン・チルウェルがいない際はキーラン・トリッピアーを左で起用することが多いが、今季のゴメスであればそのポジションを任せることができるだろう。チルウェルはチェルシーで復帰して以降、出場時間を重ねているが、ゴメスのパフォーマンスは本職の選手にも負けていない。 複数ポジションをこなすことができる選手の存在はチームにとって大きく、急な怪我人が出ても対応できる選手が1人いることは心強い。今月の後半にはブラジル代表とベルギー代表との親善試合を控えているイングランド代表。ガレス・サウスゲイト代表監督にもゴメスの今季のパフォーマンスは届いているはずだが、EURO2024に向け、メンバーに復帰することができるのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部