西九州新幹線の未整備区間「早くつながるよう議論を重ねたい」…JR九州社長が株主総会で
JR九州は21日、福岡市で定時株主総会を開いた。古宮洋二社長は「加速度的に変化する社会の中であるべき姿の実現に向けて事業構造改革を完遂させるとともに、人、モノ、新技術への投資を積極果敢に行う」と述べ、2024年度が最終年度となる中期経営計画の達成に意欲を見せた。 【地図】西九州新幹線の未整備区間
総会には昨年より約20人多い358人の株主が訪れ、うち21人が質問した。西九州新幹線の武雄温泉駅(佐賀県武雄市)から九州新幹線までの「未整備区間」についての対応を問われた古宮氏は「(武雄温泉駅での)対面乗り換えがベストとは思っていない。できるだけ早くつながるよう、関係者と議論を重ねたい」と答えた。