新幹線「のぞみ」あすから全車指定席に それでもうっかり「自由席特急券」で乗ってしまった場合は?
東京~博多間の全「のぞみ」が対象
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」が、利用の多い年末年始の期間、全車指定席に変わります。 【写真】私鉄を走る10両編成の「新幹線」 「のぞみ」は通常、1~3号車が普通車自由席ですが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の「3大ピーク期」は自由席がなくなり、全車指定席に変わります。 JR東海によると、これまで実施した3大ピーク期では、「のぞみ」の自由席を指定席に変えたことで指定席が1列車あたり約3割増え、自由席車に乗車するためにホームなどに並ぶ必要もなくなったといいます。 こういった事情を踏まえ、今回の年末年始は、2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)の10日間、東海道・山陽新幹線(東京~新大阪~博多)のすべての「のぞみ」が、全車指定席で運行されます。 この期間に指定席を予約せずに自由席特急券などで「のぞみ」を利用する場合は、普通車のデッキなどに立つことになります。一方で「のぞみ」以外の「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」には、通常通り自由席が設定されます。 なお、これとは別に、2025年3月15日(土)のダイヤ改正から、東海道新幹線「のぞみ」の3号車は、自由席から指定席に変わります。これにより指定席が列車1本あたり85席増える予定です。
乗りものニュース編集部