神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが中大出身の堀尾謙介と所属契約
青学大時代に箱根駅伝5区で活躍し「3代目・山の神」と呼ばれた神野大地(30)が選手兼任監督を務めるM&Aベストパートナーズの陸上部は22日、中大出身の堀尾謙介(27)と所属契約したことを発表した。 堀尾は中大時代に3年連続で箱根駅伝2区を走り、2019年に卒業後、トヨタ自動車に入社。2022年に九電工に移籍し、今年1月に九電工を退職することを発表していた。五輪マラソン日本代表選考会(MGC)に2大会連続で出場した堀尾は新天地で、さらなる飛躍を期す。 M&Aベストパートナーズは昨年12月に陸上部を発足させ、神野を選手兼任監督として招へいした。青学大時代に敏腕マネジャーとして鳴らした高木聖也氏(31)がゼネラルマネジャーに就任し、神野と一緒にチームを運営。2027年1月の全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)出場、さらに「世界を目指す選手の輩出」を目標に掲げている。 ◆堀尾 謙介(ほりお・けんすけ)1996年8月12日、兵庫・姫路市生まれ。27歳。大白書中で本格的に始める。須磨学園高3年で全国高校駅伝1区13位。中大に進み、箱根駅伝は3年連続で2区を走り、2年21位相当(関東学生連合)、3年8位、4年5位。4年時の2019年3月に東京マラソンで2時間10分21秒をマークして5位。マラソンの自己ベストは2022年東京でマークした2時間8分25秒。183センチ、61キロ。
報知新聞社