周りからの厳しい声にも鈴木彩艶は前を向く「結果で見返してやろうかなという気持ちです」|AFCアジアカップカタール2023
【サッカー日本代表・ニュース】日本代表GK鈴木彩艶は22日、トレーニング後に取材対応し、自身に対する批判について思いを口にした。 【動画】”大本命”の日本がイラクにまさかの敗戦!AFCアジアカップ イラク×日本|ハイライト
日本代表の一員として初のアジアカップに挑んでいる鈴木は、ここまで簡単ではない日々を過ごしている。 初戦のベトナム戦、第2戦のイラク戦とともに先発出場を果たしたが、2試合で4失点を献上。全てが全て鈴木のミスではないが、GKという立ち位置が失点に直結するポジションだけに厳しい批判に晒されている。 この状況について鈴木は「日本代表のGKである以上、失点、敗戦というところでは高いレベルを求められるのは十分わかっている」とし、「自分としてもそこは受け入れながらも、次に繋げれば、問題ないと思っている」とそこまで深く気にとめていない様子。一方で「たくさんの声があるというのも自分自身も知っていますし、その中でもやはり差別的な発言は控えていただきたい」と主張し、SNSなどを通じて差別的なメッセージを受けていることを明らかにした。 加えて鈴木は、悔しい状況が続く中で、ここからへの思いを口にしている。 「GKである以上、失点のところは常に隣り合わせでやっていますし、失点したら改善策、改善、もうちょっとこうできたというのは必ず見えるところがある。そういったところもGKの難しさというのはありつつ、そこが隣り合わせだからこそチームを救ったときが一番楽しい部分ではある。そういったところを出していきたいなと思います」 さまざまな声に対し、「自分としてはそこに負けるつもりはないですし、結果で見返してやろうかなという気持ちです」と前を向く鈴木。インドネシア戦でチームを救うセーブを見せられるか注目したい。