楷の木 鮮やかオレンジ色 日本最古の庶民の学校「旧閑谷学校」で紅葉
日本最古の庶民の学校・旧閑谷学校(岡山県備前市閑谷、国特別史跡)で、大正期に植えられた2本の楷(かい)の木が色づきを増し、秋の深まりを告げている。うち1本は鮮やかなオレンジ色に染まり、晴天に恵まれた18日は青空とのコントラストを際立たせた。 【動画】鮮やかなオレンジ色に染まった楷の木 いずれも高さ約15メートル。暖かい日が続いた今季の紅葉は例年より10日以上遅れ、冷え込みが強まった先週半ばから一気に進んだ。先に色づいたもう1本は散り始めているが、訪れた来場者はカメラやスマートフォンを向け、撮影を楽しんだ。
夫妻で井原市から来た会社経営男性(65)は「きれいの一言。来年はライトアップされた紅葉を撮りたい」と話した。 24日までグルメや備前焼の出店が並ぶイベントが開催されている。夜間ライトアップは既に終了した。問い合わせは旧閑谷学校の史跡受付(0869ー67ー1436)。