早咲きのヨウコウザクラは見頃 ソメイヨシノの開花はそろそろ? 福岡の標本木は? 幻の天守閣のライトアップも
FBS福岡放送
気温が少しずつ上がり始め、桜の便りが待ち遠しい季節になりました。福岡市内では、開花した早咲きのサクラを楽しむ人の姿も見られました。
■檜垣すみれアナウンサー 「こちらは福岡管区気象台にある桜の標本木です。まだ桜は咲いていませんが、つぼみの先がところどころ緑色になっています。」 標本木のソメイヨシノが5~6輪咲けば気象台は桜の開花を発表します。 去年の開花はちょうど1年前の3月18日でしたが、ことしは遅れているということで、日本気象協会は20日の開花を予想しています。
福岡市中央区の舞鶴公園では、およそ1000本の桜の中で開花している品種もありました。 シダレザクラは全体がほんのりピンク色に色づいています。 ソメイヨシノより一足早く14日に開花したヨウコウザクラは、花が大きく色が濃いのが特徴で、ほぼ満開になっていました。
■檜垣アナウンサー 「鮮やかなピンク色の桜の木の前で、多くの人が足を止めて写真を撮っています。」 そのほとんどは外国人で、日本で見る桜は格別なようです。 ■ベトナム人留学生 「やっぱり感動。自分は日本人じゃないので初めてサクラを見るとドキドキ。」 ■台湾から 「朝ここ(舞鶴公園)でランニングをしていたらサクラがとてもきれいだったので、息子2人とここに来て写真を撮りました。」
舞鶴公園では3月27日から福岡城さくらまつりが開催されます。ことしの目玉は、期間限定で登場する福岡城の天守閣です。
着々と準備が進む高さおよそ14メートルの幻の天守閣は、桜祭りの初日からさまざまな色でライトアップされ、桜とともに公園を彩ります。 ソメイヨシノの満開は3月30日の予想です。