岡山市の旧市民病院跡地 岡山市医師会が土地購入を要望
2015年に閉院して以降活用方法が決まっていない岡山市の旧市民病院跡地について、岡山市医師会が土地の一部の購入を市に要望していることが分かりました。 【写真】旧岡山市民病院
岡山市議会の保健福祉・協働委員会で市の担当者が明らかにしました。 岡山市中心部にあった旧岡山市民病院は、北区北長瀬表町への移転に伴い2015年に閉院しました。 (記者リポート) 「旧市民病院の別館は休日夜間の急患診療所として使われています。一方で本館跡地は活用方法が決まっていません」 市によりますと、旧市民病院の本館・別館・駐車場の広さは、合わせて約8300平方メートルです。 2023年12月、岡山市医師会が「新しい医師会館を建設するため、本館の一部と駐車場の跡地を購入したい」と市に要望したということです。 別館だった施設は現在、市の委託を受けた岡山市医師会が休日夜間急患診療所として使っています。しかし、老朽化が進んでいるため、新しい医師会館に機能を移したいと話しているということです。 市は、岡山芸術創造劇場・「ハレノワ」に近いことを踏まえた跡地活用を検討していました。 (市の担当者) 「なかなか具体の活用方針を示すには至らず現在まできたが、診療所の再整備を軸に進めていきたい」 市は、跡地に休日夜間急患診療所を存続させることを前提に検討を進めるとしています。
KSB瀬戸内海放送