中央警察署

SNSでアメリカ人の男性を名乗るアカウントから「将来一緒になろう」「私が教えるから少額から初めてみよう」などとウソの投資話を持ちかけられ福岡市の50代の女性が現金4200万円をだまし取られました。 警察によりますとことし9月、福岡市に住む教員で50代の女性のSNSにアメリカ人男性を名乗るアカウントからダイレクトメッセージが送られてきて、連絡を取り合うようになりました。 そのアカウントからは、自分だとする写真や「将来一緒になろう」など結婚をほのめかすメッセージが送られてきたということです。その後、「将来のために資産運用を勉強しないか」「私が教えるから少額から始めてみよう」と暗号資産の投資を持ちかけられました。 女性は紹介された投資サイトに登録し、投資や所得税、手数料などの名目で10月1日から20日ほどの間に指定された口座に11回にわたり、合わせて4200万円を振り込みだまし取られました。 知人に相談し、被害に気づいたということです。 警察は、SNS上の投資話は詐欺の可能性があるとして、面識のない人にカネを振り込まないよう強く呼びかけています。