「あと1勝」つかみ取れ J2昇格プレーオフ決勝へ松本山雅が練習 長野県松本市
サッカーJ3・松本山雅FCは3日、長野県松本市かりがねサッカー場で練習をした。J2復帰を懸けた昇格プレーオフ決勝へ準備を開始。一般公開もされ、訪れた大勢の期待を肌で感じながらあと1勝をつかみ取る決意を新たにした。 準決勝後のオフ明けで、先発組は回復を図る負荷の軽いランニング、残りのメンバーは実戦形式のメニューをこなした。カターレ富山と当たる次戦は、指揮官が言う「本当の意味での決勝戦」。安藤翼は「個人、チームとも昇格を目指してきた。その中の1試合」と平常心を強調しつつ「最後に得点を決めたい」と力を込めた。 ファンサービスもあり、来場者は思いの丈をじかに選手に届け、決戦に向けて気持ちを一つにした。1万2000人超が集った準決勝の本拠地の空気感を「これが松本山雅なんだと実感できた」と振り返った宮部大己は「あるべき姿に戻るチャンス。あの熱量のままプレーできる環境をつかむ」ときっぱり。野々村鷹人は熱心なサポーターの姿に「結果で示すことが一番の恩返し」と誓った。 プレーオフ決勝は7日に富山県総合運動公園陸上競技場(富山市)である。午後2時キックオフ。
市民タイムス