ロッテ・岡大海が四回までに3安打猛打賞も…先発の小島和哉が4回12安打7失点でKO
(パ・リーグ、ソフトバンクーロッテ、10回戦、21日、北九州)頼れるリードオフマンだ。ロッテ・岡大海外野手(32)が「1番・左翼」で出場。0―4の二回2死満塁で3点二塁打を放った。二塁ベースに到達すると笑みを浮かべて喜んだ。 「とにかくランナーを返すことだけを考えて打ちました。ランナーを返すことができてよかったです」 4点を追う二回は2死から高部が四球で出塁すると、D1位・上田(明大)も中前打でつなぐなどして満塁の好機をつくった。すると岡が、ソフトバンク・スチュワートの真ん中高め154キロの直球を振り抜いて右中間へ走者一掃のタイムリーを記録した。 岡の状態は上向き調子だ。今季は試合前時点で60試合に出場し打率・264、5本塁打、17打点。6月上旬は5試合連続で無安打に終わるなどしたが、直近4試合では打率・500(14打数7安打)と結果を残している。この日も一回は中前打、四回は左前打を放って固め打ち。勝負強い打撃も健在で、チームを支えている。 今カードは濃い灰色の「NEO CLASSIC EDITIONユニホーム」を、今季初めて敵地で着用。毎日オリオンズ時代のロゴをモチーフに、古典的かつ威圧感を感じるブラックレターフォントを採用したデザインだ。 新たな戦闘服で9ゲーム差離された首位・ソフトバンクとのリーグ再開初戦。しかし、先発の小島和哉投手(27)が一回に続いて四回には3失点。3―7の劣勢のまま4回12安打7失点で降板した。