ルーク・メイ、名古屋Dに早くもフィット、黙々と自分の役割をこなすハードワーカー、エネルギーの源はご当地食のあのカレー
◇ドルフィンズ”新鮮組”5人衆(3) SF/PFルーク・メイ(27)=背番号32 りそなB1リーグ中地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)に今季から加わった5人の新戦力を紹介する。3人目はスペインなど欧州の舞台を経てB1の茨城から移籍してきた米国出身のルーク・メイ(27)。 今季の新加入組で最も早くドルフィンズにフィットし、開幕間もない10月の川崎戦では29得点10リバウンドの「ダブルダブル」を記録するなど高い得点力を発揮した。「自分の強みはハードワーカーであるということ。チームが求めることをアグレッシブにやれる」。3点シュートに加え、自らの動きで相手守備を外に広げて攻撃のスペースを作って味方を生かすプレーにもたける。 黙々と自分の役割をこなす仕事人で、「ドルフィンズの選手たちは日々上達しようとしている。自分も同じ気持ちだから、それについていくのが本当に楽しい」。コミュニケーションを大事にし、コート外では外国籍選手だけでなく日本人選手とも遊びに行くことも。「タクマ(佐藤卓磨)とは一緒に中日ドラゴンズの試合を見に行ったよ」 名門・ノースカロライナ大学出身で「バスケの神様」と言われたマイケル・ジョーダンの後輩に当たる。バスケ以外も「ボール扱い」に優れ、ゴルフのベストスコアは77で、ボウリングのベストは196。「名古屋でもボウリングや打ちっぱなしには行っているんだ」と趣味の充実にも余念がない。 日本の生活で楽しみの一つが外食で、すしやステーキと並んで名古屋でのお気に入りとなっているのが「カレーハウスCoCo壱番屋」。「ライスは400グラムか500グラム。コーンとホウレンソウ、エビをトッピングしてね」と笑う。ご当地の食をパワーの源に、チャンピオンシップを目指すチームの原動力となる。 ◇ ◇ 梶山信吾ゼネラルマネジャー(GM)のひと言メモ まさか日本に来るとは思っていなかった。日本にどれぐらいマッチするか、来日前からチェックしていたのでうれしかった。日本に来た時からずっと追っていた。
中日スポーツ