合計特殊出生率0.76 東山区が全国最低 目立つ京都市中心部の低さ 住宅価格高騰で子育て世帯流出
厚生労働省は19日、1人の女性が生涯に生む子どもの推定人数である合計特殊出生率について、2018~2022年の市区町村別の数字を発表しました。 全国で最も低かったのは、京都市東山区で0.76、次いで同率で大阪市浪速区と京都市上京区が0.80となりました。 京都市下京区は0.82、京都市中京区も0.93となるなど、下位に京都市の中心部が目立っています。 京都市では中心部の住宅価格が高騰し、子育て世帯が流出することが問題となっています。 合計特殊出生率が最も高かったのは鹿児島県徳之島町(2.25)で、17位までを鹿児島と沖縄の2県が占めました。 ◆上位5位 鹿児島県徳之島町:2.25 鹿児島県天城町:2.24 沖縄県宜野座村:2.20 鹿児島県長島町:2.11 沖縄県金武町:2.11 ◆下位5位 京都市東山区:0.76 大阪市浪速区:0.80 京都市上京区:0.80 京都市下京区:0.82 埼玉県毛呂山町:0.83
ABCテレビ