阪神じゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(4)かつてのエース格は2軍暮らしに
昨季はリーグ優勝・日本一を成し遂げた阪神タイガース。今季はスタートこそつまずいたが、徐々に調子を取り戻し、連覇も視界に入りつつある。一方、思うように結果を残せておらず、二軍が主戦場となっている選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
秋山拓巳
・投打:右投左打 ・身長/体重:188cm/101kg ・生年月日:1991年4月26日 ・経歴:西条高 ・ドラフト:2009年ドラフト4位 3年ぶりの2桁勝利を目指している秋山拓巳。しかし、現状は苦しい立場に置かれている。 西条高では高校通算48本塁打を放ち、投手としてはもちろん打力も際立っていた秋山は、ドラフト4位で阪神タイガースに入団。 入団後7年間は一軍で目立つ成績を残せなかったが、プロ8年目に25試合登板で12勝6敗、防御率2.99をマークして飛躍。同年は自身初の規定投球回クリアも果たした。 さらに、2020年には11勝、翌2021年にも10勝をマークするなど、このまま上昇気流に乗ると思われた。 しかし、2022年から再び苦しむことに。昨季はウエスタン・リーグで2年連続の最多勝を獲得したものの、一軍では2015年以来の勝ち星なしに終わった。 今季は開幕から二軍でも背信投球が続いており、投手層の厚い阪神で、再び輝きを放てるのか注目したい。
ベースボールチャンネル編集部