「政策実行に全力」 福島県須賀川市長選で初当選した大寺氏 就任記者会見で抱負語る
任期満了に伴う福島県須賀川市長選で初当選し、13日に初登庁した大寺正晃氏は同日、市役所で就任記者会見を開いた。 2023(令和5)年度に始まった市第9次総合計画を基本に、子育て環境の充実、財政健全化と職員の働き方改革、さまざまな分野でのトップセールスを政策の3本柱とし、施策に取り組む方針を示した。 慣例重視主義や前例踏襲からの脱却や、議会重視の考え方の浸透などを掲げた。 「政策を実行するために全力を傾けることは当然の責務」とする一方、「職員に過度な負担をかけることは問題だ。信頼関係を築き、一緒に悩み、建設的な議論をしながら政策実現に歩みを進めたい」と述べた。 超過勤務削減や有給休暇を取得しやすい環境づくりなど、市職員の働き方改革を掲げ、「職員の誰もが、市の将来に向けて提案できる職場づくりをしていきたい。市役所を元気にして、それを須賀川市の元気につなげてほしい」とした。 (県南版)