《DAIWA新作》タフネスリールが強靭さと快適性がアップしてフルモデルチェンジ!
軽快操作性を下支えする一貫した「確かな剛性」
エアドライブデザインによる軽快な操作性を下支えするのは、代々モデルから一貫してこだわり続けてきた確かな剛性。スピニングリールながら、ベイトリールと遜色ないパワフルな構造が24セルテートの真骨頂だ。 ボディとエンジンプレート、わずか2つのパーツで構成されるアルミモノコック構造を採用。 アルミ製による素材自体の剛性に加え、フレームとボディを一体的に形作られ、高い剛性を保ちながらパーツ点数を絞り込み軽量かつコンパクト化を図れる画期的な構造に仕上げられた。 従来であればボディとエンジンプレートを密着するためにビスを要するが、エンジンプレート自体がビスの役割を兼務。またプレートと同クラスの最大径ドライブギアを搭載することを可能にして、高負荷時でも歪みや撓みがないパワフルな巻き上げ力を実現する。 また心臓部となるドライブギアには超々ジュラルミン製マシンカットタフデジギアを採用。冷間鍛造で高強度に仕上げた素材を、高精度なマシンカットで仕上げ、かつ表面処理の硬度を高めた新構造は、高負荷時におけるギアへのダメージを軽減する。 強度とスムーズな回転性能を両立した内部構造から、動力をフロントユニットへと伝えるメインシャフトにはSUSを採用。アルミより剛性の高い素材がパワーロスなく、パフォーマンスを最大限に発揮する。 ピニオン部、ラインローラー部にはマグYシールドを採用。磁性を備えるオイルが壁を作って海水や塵の侵入を防ぎ、軽く滑らかな初期回転性能を長期間維持。また防水パッキン構造の進化によって、回転性能を妨げずさらなる防水防塵性能を向上している。 24セルテートは、初代から20周年の節目に登場する、まさに歴史の集大成とも言うべきモデルに仕上がった。
小型軽量コンパクト「FC(フィネス・カスタム)」モデルが復活
24セルテートのラインナップを見ると、19モデルで一時存在しなかった2000番モデルが復活していることがわかる。また初代以来となるFC(=フィネス・カスタム)モデルも復活。存分な耐久性を維持しながら、巻き感度などの繊細さを求めたモデルで、PE1号を目安に、オリジナルモデルとの使い分けが求められる。 またドラグには、2000番から4000番までのモデルにはATD TYPE-Lを採用。魚の引きに応じて滑らかに効き続けるATDの特性はそのままに、初動のレスポンスをさらに向上。ライトライン使用時に求められる滑り出しのスムーズさがより短い時間でのランディングに貢献できる。 なお、5000番以上には高耐久カーボンワッシャーATDを採用。DAIWA大型スピニングの代表格、ソルティガと同等の構造が採用され、対大物バトルで引けを取らない構造となっている。 振り返れば2000年代前半、軽量化が進む時代に逆行するかのように、アルミ製フルメタルボディの剛性感を訴えた初代04モデル。DAIWA独自のテクノロジー、マグシールドを初採用した10モデル。ZAION製エアローターとマグシールドBBで、軽さと剛性を大幅に底上げした13モデル。さらなる新形状エアローターを採用の一方、派生のHDがわずか2つのパーツで構成するモノコック構造へと昇華した16モデル。直近の19モデルでは、16HDの構造がすべてのモデルに採用されると共に、LTサイズへと最適化が図られ、現代へと至ったセルテートの20年。 次なる時代は、質実剛健の正統進化モデル、24セルテートが切り拓いていく。