武豊 挑戦は「ずっと続けばいいな」 騎手38年目でも「本当に一回も飽きることがない」
歴代最多のダービー6勝を誇る武豊騎手(55)=栗東・フリー=が20日、都内で「第91回日本ダービーPR発表会」に、JRA年間プロモーションキャラクターの佐々木蔵之介(56)と見上愛(23)と出席した。 ファンからの質問コーナーで「いつまで挑戦したいか?」と問われた武は「これはずっとですね」と即答。騎手38年目の大ベテランだが「本当に一回も飽きることがなくて、楽しいんですよね。ずっと続けばいいな」とファンの前で“生涯現役”を宣言。同年代の佐々木は「武さんは努力をされているのに自然体な感じでいられるのがすごい」と感心していた。 レース前のルーティンはあるかという問いには「全くないんです」と苦笑。験担ぎをしている騎手仲間に憧れを抱くも「何かやろうと思うんですが、続いたことがない。こういう時のために何か始めたい」と会場の笑いを誘った。 今年の日本ダービー(26日・東京)では、キタサンブラックの半弟で青葉賞を制したシュガークンに騎乗し、同レース7勝目を目指す。