「1年で300台ほど盗んだ」スポーツタイプの高級自転車窃盗か 容疑で59歳男を逮捕
東京都目黒区の路上でスポーツタイプの高級自転車1台(時価5万円相当)を盗んだとして、警視庁中野署は、窃盗の疑いで、東京都渋谷区幡ケ谷、自称廃品回収業、竹林博文容疑者(59)を逮捕した。容疑を認め、「都内で昨年1年間で300台ほど盗んだ」と供述している。 逮捕容疑は昨年10月16日午前6時半ごろ、目黒区の路上に止めてあった区内在住の40代の男性会社員の自転車を盗んだとしている。自転車は無施錠だった。 中野署によると、竹林容疑者は深夜から早朝にかけて自身の軽トラックで走行しながら都内でスポーツタイプの自転車を物色。盗んだ自転車を軽トラックに積み込み、定期的に都外の買い取り店で売却していた。「(スポーツタイプは)ベトナムやインドネシアなどで需要があり高く売れる」とも供述しているという。 車内からは自転車の施錠に用いるチェーンを切断するための工具なども見つかっており、同署は詳しい経緯を調べている。