本田圭佑がフル出場で歴史的偉業!! ブータン王者を史上初のアジア国際大会本戦出場に導く
ブータン王者のパロFCに所属するMF本田圭佑が13日、AFCチャレンジリーグ(ACGL)プレーオフのチャーチ・ボーイズ(ネパール)戦でキャプテンマークを巻いて先発フル出場した。ポストに当たる直接FKなどで見せ場を作り、チームは2-1で勝利。クラブ史上初のAFC国際大会の本戦進出に大きく貢献した。 【写真】劣悪ピッチで先発した本田圭佑ら日本人選手 ACGLは新シーズンから大幅に改革されたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に次ぐACL第3層大会。本田は先月末にこの大会の出場権をかけたプレーオフ1試合のみの契約でパロFCに加入していた。ところが今月8日の国内リーグ戦でデビューを果たし、この試合が2試合目の出場となった。 本田は「KSK」の背ネームが刻まれたユニフォームにお馴染みの背番号「4」を背負い、さらにはキャプテンマークを巻いて先発出場。相手の白いソックスも土で真っ黒に染まるアウェーの劣悪なピッチ環境の中、ボランチでプレーした。前半には直接FKを蹴る場面も。低い弾道でゴール左隅を狙ったボールは壁の横を通ったが、これは惜しくもポストに嫌われた。 それでもパロFCはMF海野智之、FW成田光希、FW金城寛大といった日本人選手も先発した中、5-4-1のシステムで奮闘。前半を1-1で折り返し、劣勢が続いた後半にカウンターから先制点を奪うと、最後は一方的に攻められながらもなんとか逃げ切り、ACGL本戦への切符を手にした。