兵庫県知事選 自民県議団が独自候補の擁立断念を「撤回」 国会議員らから「最後まで探すべき」と意見
斎藤元彦兵庫県知事の失職にともなう知事選挙について、自民党県議団は独自候補の擁立を見送る方針を撤回し、改めて候補者の選考を進めることが分かりました。 知事選をめぐって、兵庫県の自民党県議団は独自候補の擁立を目指していましたが、3日に行われた8回目の候補者検討会でも意見がまとまらず、擁立を見送り自主投票とする方針を決めました。 しかし党の関係者によりますと、4日の総会で兵庫県選出の国会議員らから「候補者が見つからなくても最後まで探すべき」という意見があがり、3日に決めた独自候補の擁立を見送りとした方針を撤回。 改めて候補者の選考を進めることを決めたということです。 自民党県議団は、わずか1日で方針を転換した形です。 兵庫県知事選は10月31日に告示、11月17日投開票の予定で、斎藤元彦前知事(46)、医師の大沢芳清氏(61)、参院議員の清水貴之氏(50)、元経済産業省官僚の中村稔氏(62)、前・尼崎市長の稲村和美氏(51)、元・加西市長の中川暢三氏(68)が立候補する見通しで、候補者が6人となれば史上最多となります。
ABCテレビ