文部科学省 被災地の大学受験生に柔軟対応を指示
文部科学省は被災地の大学受験生に対し入学願書の提出期間の延期を含め柔軟に対応するよう各国公立大学と私立大学に対し通知したことを明らかにしました。 6日開かれた石川県の災害対策本部会議で被災した珠洲市の泉谷市長から「通信環境が悪く大学受験を希望している生徒が入学願書の出願ができない配慮をしてほしい」、との要望が出されました。 これに対し文部科学省の担当者から5日夜、各大学の学長に対し「通信環境の問題や受験票の焼失など様々な被災状況があるので、出願期間の延期含めて柔軟に対応するよう、通知した」と回答しました。 また、被災して焼失などで無くした児童・生徒の教科書についての再交付についても国費での負担を考えていると答えました。 被災した市町からの受験会場の県内設置や会場までの交通費や宿泊費の補助などにの要望についても、検討していることを明らかにしました。
北陸放送