「劇団☆新感線」×「大人計画」×「スカパラ」がガチンコ・コラボ!
演劇界で絶大な人気を誇る「劇団☆新感線」と「大人計画」がタッグを組んだ舞台「ラストフラワーズ」が先月30日に東京・赤坂ACTシアターで初日を迎えた。“演劇界のガチンコ・コラボ”として、今夏に演劇ファンの間で話題となっている同舞台だが、劇中音楽を担当しているのが、今年デビュー25周年を迎えて世界25ヵ国でライブを行うなど、精力的に活動を展開しているバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」であることが明らかになった。 劇中で星野源が歌い、松尾スズキが作詞を担当したメインテーマ「ラストフラワー」は、8月13日に発売される「スカパラ」のデビュー25周年アニバーサリーアルバム「SKA ME FOREVER」に収録されている「チャンス」(作詞:谷中敦/作曲:川上つよし)という楽曲が元となっており、同アルバムではドラムの茂木欣一がボーカルを務めている。また、「スカパラ」は同曲のほかにも、約80曲を今回の舞台のために制作したという。 「劇団☆新感線」を主宰するいのうえひでのりは、「“スカパラ”といえば、オシャレ、ファンキー、アレグレッシブというイメージがあるが、じつは本当に多方面な音楽性を抱えたバンドであると確信しました。このアルバムに収録されている『チャンス』というナンバーは、僕らの芝居『ラストフラワーズ』のテーマ曲『ラストフラワー』の“元ネタ!”というか同じメロディラインに、スカパラオリジナルの歌詞で、いわば一卵性双生児のような楽曲。歌詞が違うと、ヴォーカリストが違うと、まったく別の味わいになっていて、これまた素敵な楽曲に仕上がっています。『ラストフラワー』にハマッた方は必聴!!」とコメント。 一方、「大人計画」を主宰する松尾スズキは「昔からスカパラのファンで、谷中さんに、『いつか何らかの形で音楽をお願いします』と、言っていたら、まさか、こんなにガッツリ曲をいただけるとは、感激しておりますので、買ってください。晴れた日にビール飲みながら聴くと最高です」と話している。