東京・赤坂のTBS社屋

　TBSは3日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、3月まで日本テレビ系で放送されていた「それって実際どうなの課」が、先月に同局で特別番組「巷のウワサ大検証！それって実際どうなの会」として放送されたことについて触れた。 【写真】日テレから移籍して放送された「それって実際どうなの会」に出演した森川葵 　日テレ系で放送された「それって実際!?どうなの課」では女優の森川葵が韓国で開かれたスポーツスタッキング（カップを積み上げて元に戻す速さを競う競技）のアジア大会で金、銀、銅メダルを獲得するなど、さまざまな競技で偉業を達成し話題に。驚異的なスピードで達人技を習得し、バラエティーの法定速度を守らないことから「ワイルド・スピード森川」と呼ばれるなど“番組の顔”として活躍したが、同局での「巷のウワサ大検証！それって実際どうなの会」ではいまだ出演していない。 　“移籍”の経緯や森川の出演について質問された三城真一コンテンツ戦略局長は「ちょっと色々戦略的なこともあるんですけど、毎度この答えで申し訳ないんですけど」とした上で「個別の番組の編成とか制作過程については従来通りお答えは差し控えたい」と言うにとどめた。 　中京テレビ制作で日本テレビ系で放送されていた深夜の人気バラエティ番組「それって実際!?どうなの課」は3月いっぱいで終了。ところが、異例ともいえる“移籍”で6月3日にゴールデン枠で特別番組として「巷のウワサ大検証！それって実際どうなの会」が同局で放送。さらに同月26日には「世界くらべてみたら×それって実際どうなの会　グアムドンキ＆一攫千金SP」と題し、2回目もオンエアされた。 　同局の放送でも、引き続き俳優の生瀬勝久がMC、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸が出演するなど、出演者も内容もほとんど変わっていない。