陸上自衛隊大村駐屯地（大村市）は１７日、酒気帯び運転の知人の車に同乗したとして、第１６普通科連隊の１等陸士（１９）を停職１０日の懲戒処分とした。 　同駐屯地によると、１等陸士は昨年１０月２５日、佐世保市内で知人が酒気を帯びた状態で運転する車に同乗した。警察から部隊に連絡があり発覚した。１等陸士は「深く反省している」と述べ、依願退職をする予定という。 　同連隊長の土肥崇紀１等陸佐は「誠に申し訳なく遺憾に思う。今後はさらに隊員の教育指導を徹底し再発防止に努める」とのコメントを出した。 　１等陸士の性別について、同駐屯地はプライバシー保護のためとして公表していない。