【全日本卓球】卓球メジャーリーガー金光宏暢は丹羽に完敗も、日米墺で卓球を楽しむ生活
天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 1月22~28日 東京体育館 大会5日目 男子シングルス4回戦 昨年アメリカでスタートした「メジャーリーグ・テーブルテニス」に参戦している金光宏暢(個人)が、全日本に参戦。「全日本に出ないという選択肢もなくはなかったけど、4回戦突破という目標もあり、全日本は特別な大会なので出るつもりだった」という。 2回戦から登場し、3回戦では野田颯太(専修大)にゲームオールジュースで競り勝ち、4回戦では丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)と対戦。1ゲーム目は競ったものの、丹羽の好プレーの前にストレートで敗れた。 ●男子シングルス4回戦 丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス) 10、8、7、5 金光宏暢(個人) 金光選手の試合後のコメント 「久々の大きい会場での大会で、緊張しないつもりでいたけど、はやり緊張しましたね。丹羽選手には向かっていこうと思ったけど、細かいボールで崩れてミスが出てしまった。4回戦を突破したことがなくて、3回戦では競り勝てたし、あと1勝したかったですね。 メジャーリーグは、うちのチーム(東地区/プリンストンレボリューション)の順位は理想的ではないけど、楽しいです。まだ始まったばかりなので、これからですね。日本選手のように速い卓球ではなく、下がって回転量のあるボールが多いし、びっくりするようなプレーもある。中国系の選手もいて、私は中国語も英語も話せるので、コミュニケーションは問題ないです」 オーストリア・ブンデスリーガにも参戦の金光は、全日本を終えそのままオーストリアに向けて旅立つという。もし今日勝ち残ったらオーストリア行きは延期する予定だったそうだ。 「もう少し頑張れたら良かったですね」と語った金光だが、日本、アメリカ、オーストリアと渡り歩き、卓球をエンジョイする生活が続く。