ナナちゃん、ユニホームでPR 開幕まであと半年 大阪・関西万博 中部財界も応援
名鉄百貨店本店(名古屋市中村区)前の巨大マネキン「ナナちゃん」が2日、開幕まで半年前となった大阪・関西万博の会場サービスアテンダントスタッフユニホームを着用し、万博への来場をPRしている。期間は15日まで。 中部財界も万博開催の機運醸成に一役買っており、現地で行われた開幕半年前イベントには中部経済連合会の安藤隆司副会長(名古屋鉄道会長)も駆け付けた。安藤副会長は「2005年に開催した愛知万博は、地域だけではなく、国内全体に活気や明るさをもたらした。大阪・関西万博も成功してほしいと思う」と語った。 大阪・関西万博を運営する協会は、23年4月に「機運醸成委員会」を設置。中経連の水野明久会長(中部電力相談役)が委員を務め、万博の盛り上げに力を入れている。中経連としても会員企業に来場呼びかけや情報発信をしていく方針だ。 なお、名鉄百貨店本店前で行われた大阪・関西万博開幕半年前イベントには、愛知万博に毎日通ったという瀬戸市在住の「万博おばあちゃん」こと山田外美代さんや、ユニホームをデザインしたデザイナーの服部真理子さんが出席。公式キャラクターの「ミャクミャク」も参加した。
ナナちゃんは身長6・1メートル。万博で用意される3色のTシャツのうち赤色を着て、暑くてもスタッフが不快に感じないようデザインされた白いベストとズボンを身にまとった。