トランプ氏への起訴取り下げを検討 事件担当の特別検察官 司法省指針「現職大統領は起訴できない」に基づく対応
アメリカの主要メディアは、トランプ前大統領が起訴された議会乱入事件などをめぐり、事件を担当する特別検察官が起訴の取り下げを検討していると報道しました。 アメリカのニューヨーク・タイムズなどによりますと、トランプ氏が起訴された▼2021年の議会乱入事件と、▼機密文書持ち出し事件を担当しているスミス特別検察官は、起訴を取り下げる方向で司法省の幹部と協議を始めました。 現職の大統領は起訴できないとしている司法省の指針に基づく対応で、来年1月20日の大統領就任式の前に起訴を取り下げる方向だということです。 トランプ氏は、自らへの起訴は政治的な動機に基づくものだと批判を繰り返していて、先月、大統領に返り咲けば、スミス特別検察官を「2秒でクビにする」と話していました。
TBSテレビ