体育の授業中に頭を打った女子児童《教師間で情報共有なく2度嘔吐》救急搬送され「脳振とう」の疑い
高知さんさんテレビ
高知市の小学校で児童が体育の授業中に転倒し、頭を打ったにも関わらず、教師の間でルールの徹底ができておらず、その後、児童が救急搬送されたことが分かりました。 10月2日、高知市の神田小学校で5年生の女子児童が体育の授業中に転倒し後頭部などを打ちました。体育教師は「頭が痛い」と訴える女子児童に見学するように伝えて経過を観察しましたが、担任には伝えませんでした。 その後、児童は2度嘔吐した後に救急搬送され、検査の結果、外傷や脳の異常はなく脳振とうの疑いと診断されました。 学校では「運動場で児童が頭を打つなどした場合は、職員室に連絡して保健室に連れていく」というマニュアルを設けていましたが守られていませんでした。 松岡英樹校長は「全教職員の緊急時の安全意識を徹底する。申し訳ない」とコメントしています。
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