プレイヤーが猫になり町の夜回りを楽しむTRPG『夜のあしあと』発売。『シノビガミ』河嶋陶一朗氏による新作で、異世界からの来訪者に遭遇することも。オンラインセッション用素材&ココフォリア用ルームデータも公開
1月19日、“猫”になって不思議な夜回りをする楽しむTRPG『夜のあしあと』が発売された。価格は、1980円(税込み)となっており、オンラインセッションに向けた素材が無料でダウンロードできるよう公開されている。 本作は、『忍術バトルRPG シノビガミ』を手がけた河嶋陶一朗氏の新作だ。 公式サイトによると、本作はプレイヤーが猫となって一晩の冒険を楽しむことを目的としたテーブルトークRPGだ。プレイヤーはゲームの進行・司会役となるゲームマスターが一人、実際に猫として冒険するプレイヤーは2人~4人参加できる。1度のセッションで、約2~3時間かかると紹介されている。 一言に猫と言っても、多様な生き方がある。プレイヤーは自身の「キャットシート(通常であればキャラシート)」に、自分がどのような猫になるのか書き記して冒険に出ることになる。公式サイトでは、人の力を借りずに生きる野良猫、人間にお世話をさせている飼い猫、本当は猫ではないが、夜の魔法で猫になってしまった迷い猫の三種類の生き方がサポートされているという。 プレイヤーは夜の世界を探索しているうちに、異世界からの来訪者“ヨナ”に遭遇する。ヨナは町を我が物顔で歩き回っており、夜の時だけ魔法が使える猫たち(プレイヤー)が、飼い主やなわばりを守るために仲間と協力してヨナに戦いを挑む。 本作のセッションは以下のように進む。 事件にかかわるきっかけが描かれる「導入フェイズ」 ↓ 事件の調査や他の猫との交流が楽しめる「夜回りフェイズ」 ↓ シナリオ上、重要なイベントが発生する「イベントフェイズ」 ↓ 誰かを救助したり、敵を追い払う「戦闘フェイズ」 ↓ 事件の結末が語られる「結末フェイズ」 さらに、猫たち(プレイヤー)には最大3つの“気持ち”を保有できる。はらへり、ねむい、好奇心など種類はさまざまで、気持ちによって取れる行動が変わるようだ。また、本作にはニャラティブ(禁句)というルールがしかれている。 猫は「ごはん」、「おやつ」など頻繁に携わって覚えている言葉以外を喋ってはいけない“禁句”が存在する。この禁句は、言葉を猫らしく言い換えてほかのプレイヤーに説明することが可能なようだ。 『夜のあしあと』は1月19日より発売中。価格は、1980円(税込み)となっている。本作が気になった方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてほしい。また、オンラインセッション用の素材も公開されており、ココフォリア用のルームデータも配信されている。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
【関連記事】
- モンスターハンター新作『モンスターハンター ワイルズ(Monster Hunter Wilds)』発表。対応機種はPS5、Xbox Series X|S、Steamで、2025年にリリース予定
- 『グランド・セフト・オート6』正式発表、2025年発売へ。対応プラットフォームはPS5とXbox Series X|S、舞台は“バイスシティ”の街並みが広がるレオニダ州
- ゲーム会社が『VRChat』で音楽フェスを開催! 社員がバーチャルオフィスの地下を“勝手に”改造した、きらびやかな花火演出に注目
- 人気VTuberグループ「ホロライブ」運営のカバーが二次創作ゲーム向けの新ブランド「holo Indie」を立ち上げ。第一弾タイトルは2Dタワーディフェンスゲーム『ホロパレード』に
- “ビル清掃”ローグライクアクションゲーム『SKY THE SCRAPER』開発中。パブリッシングをHYPER REALが担当、スタイリッシュなビル清掃アクションと夢を追う青年のドラマを描く作品に