ドライバーの約96%が“ヒヤリハット”の経験アリ!ドライブレコーダー設置率はどれくらい?【CARGoodsPress】
全国の男女1000人を対象に利用実態調査
今や安全装備として認知されたドライブレコーダーだが、みなさんは必要と感じているだろうか? カロッツェリアブランドのドライブレコーダーを展開するパイオニアから興味深いアンケート結果が届いたのでご紹介しよう。 【詳しく画像を見る】その他の機種 これはクルマを保有、運転する全国の男女1000人を対象にした「ドライブレコーダー利用実態、ヒヤリハットに関する調査(2024年11月14日~17日にインターネット上で実施)」で、4つの質問について回答が寄せられている。 「ご自身が運転する車にドライブレコーダーを設置していますか? また、設置していない方も購入移以降はありますか?」という質問については、63.8%が「設置している」、24.0%が「設置していないが購入意向がある」、12.2%が「設置しておらず購入意向もない」と回答。 「設置している」の割合は2022年5月の前回調査から9.3%も上昇しており、確実に普及が進んでいることがわかる。
95.9%とほとんどの人が「ヒヤリハット」の経験あり
ちなみに地方別でのドライブレコーダーの設置率ランキングでもっとも高かったのは「近畿」(71.6%)、第2位が「東海」(71.0%)、第3位が「九州」(65.2%)となる。 一方で設置率がもっとも低いのは「北陸・甲信越」(53.7%)だった。ドライブレコーダーを「設置している」、「設置意向がある」について理由を地方別で見ると、設置率一位の近畿地方では、他地方に比べて「あおり運転対策」の回答が多くみられた。 そして2つ目の質問が「ドライブレコーダーを設置することで運転中の安全意識が向上すると感じますか?」というもの。「とてもする(16.3%)」と「する(59.5%)」という回答を合わせると約3/4もの人がドライブレコーダー設置による安全運転意識向上の効果を感じているという結果に。 3つ目の質問は「過去に自動車の運転中で『ヒヤリ』とした瞬間や『ハッ』とした経験はありましたか?」というものだが、なんと95.9%とほとんどの人が「ある」と回答。 いわゆる「ヒヤリハット」が発生したシチュエーションでもっとも多かったのは「歩行者や自転車の飛び出し」(64.4%)、次いで「注意力の散漫」(49.0%)、「夜間で視界が悪かった」(35.3%)となる。 ヒヤリハットが発生時間帯は、「夕暮れ時」(49.2%)、「夜間」(34.1%)と、約半数が夕暮れ時としており、視界が急激に悪くなる日が沈む前後は特に注意が必要だ。 最後の質問は「運転を不安に思うことはありますか?」で、75.7%と約3/4の人が「ある」と回答した。さらに「不安を感じるシチュエーション」についての質問では、1位が「運転したことがない道路を運転するとき」(71.2%)、2位が「夕暮れ時や夜間に運転するとき」(70.1%)であった。 これらアンケートの結果からわかるのは、やはりドライブレコーダーは運転中の安心、安全を確保するために欠かせないアイテムであること。ヒヤリハットや事故は誰の身にも起こりうることで、そんなときの自衛手段として愛車には信頼できるドライブレコーダーを設置しておきたいものだ。 なお、パイオニアのカロッツェリアでは「VREC-DZ810D」、「VREC-DZ410D」、「VREC-DS210D」という高機能な2カメラドライブレコーダーをラインアップ。いずれも確実な映像記録ができ、優れた使い勝手を備えている最新、注目のモデルがそろう。
<文/CGP編集部>