三豊市の鳥インフル確認/県が7万羽殺処分に着手【香川】
三豊市の養鶏場のニワトリが高病原性とみられる鳥インフルエンザに感染していることが確認され、香川県は11月7日夜からおよそ7万羽の殺処分を始めました。 三豊市のこの養鶏場は7日朝、「通常よりも多い16羽のニワトリが死んでいる」と県へ連絡。遺伝子検査の結果、高病原性のH5亜型とみられる鳥インフルエンザウイルスが検出されました。 これを受け県は7日夜から養鶏場の管理者が出入りする別の養鶏場も含め、採卵用のニワトリおよそ7万羽の殺処分を始めました。12日ごろに終わる見通しです。 また、感染拡大防止のため、養鶏場から半径3キロ以内をニワトリや卵の移動の制限区域に、半径10キロ以内を搬出の制限区域に指定するなどしました。 香川県内の養鶏場で高病原性とみられる鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン初めてで、全国では6例目となります。