「マイナ免許証」2025年3月24日から運用開始…従来の免許証との違いは?専門家が解説
◆マイナ免許証切り替え時の注意点
マイナ免許証のみの所有を選択した場合、運転免許の更新時期はマイナ免許証を見ても確認できません。免許情報を確認したい場合は、行政手続きのオンライン窓口であるマイナポータルから確認できます。また、警察庁が提供する予定の「マイナ免許証読み取りアプリ」でも確認できます。アプリを導入すれば、免許更新が近付いていることを通知機能で知らせてくれます。 免許更新のタイミング以外でマイナンバーカードと運転免許証を一体化させたい、あるいはマイナ免許証に切り替えたい場合は、免許センターや指定の警察署などで手続きできます。伊東さんは「詳しくは各都道府県警察のホームページをご確認いただくか、最寄りの警察署へお電話でお問い合わせください」と補足します。 そして、一体化の手続きを進める際は、事前に免許センターなどでマイナンバーカードの「署名用電子証明書」の提出が必要になります。マイナンバーカードを作った際に設定した、署名用電子証明書暗証番号をあらかじめ準備しておきましょう。 最後に伊東さんは、「2025年3月24日からマイナンバーカードを運転免許証として利用できるようになります。これまでの運転免許証も引き続き利用でき、運転免許証とマイナ免許証のどちらか一方、もしくはその両方を保有することができます。ご自身のライフスタイルに合わせてご検討ください」と呼びかけました。
番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「マイナ免許証」について復習。2人が特に注目した点をピックアップして発表します。 村上は、注目ポイントとして“マイナ免許証 3月24日運用開始!”とスケッチブックに書きました。続いて、杉浦は“免許証は選べるタイプが3タイプ”と挙げ、「“免許証のみ”や“マイナ免許証のみ”、その両方も選べますよ!」と強調していました。 (TOKYO FM「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」12月22日(日)放送より)