【50歳代】貯蓄と負債、平均いくら? 二人以上世帯で「貯蓄ゼロ」の割合は27.4%
シニアの入口といえる50歳代、年金に頼りすぎないマネープランを
働くシニアが増えてきてはいますが、50歳代は定年が見えてくる時期といえるでしょう。 しかし、計画なしで現役時代の生活を続けていては、近づいてくる老後に備えられないかもしれません。 一旦65歳を定年退職と考えると、50歳代から老後の生活までは約10年程度あります。 この期間内にどのくらい老後に向けて準備できたかにより、セカンドライフの暮らしぶりは大きく変わることでしょう。 そして着実に貯蓄することは重要ですが、同時に資産を増やす「運用」も検討していきたいところ。資産運用にはさまざまな方法があり元本割れなどのリスクも伴いますが、長期的に運用することでリスクの分散が可能です。 まずは、年金に頼りすぎない老後のマネープランを練ってみることからスタートしてみてください。
参考資料
・総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年調査結果」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
荒井 麻友子