和歌山で生マグロの初市 勝浦地方卸売市場
国内有数の生マグロ水揚げ量を誇る和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で4日、初市が開かれた。たる酒で鏡開きをした後、近海で操業していたはえ縄漁船が水揚げしたマグロの入札がスタートした。 この日は高知、宮崎、沖縄の5隻が約50トンを水揚げし、市場にはビンチョウマグロ約2300匹をはじめ、メバチ、キハダの各マグロ合わせて約2800匹が並んだ。 仲買人が、市場に並んだマグロの尾の切り口や腹などを見て肉質を確認し、入札。落札されたマグロは専用の箱に氷詰めされ、各地へ出荷された。