【ヤクルト】最優秀中継ぎ賞2度の右腕が3年ぶりセーブ チームは4連敗でストップ
◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―1阪神(7日・神宮) ヤクルトは初回にオスナの1号2ランでリードを奪うと、先発のヤフーレが6回途中1失点と好投。2点リードの9回は清水が締め、連敗を4で止めた。 昨季33セーブの田口が不在で“日替わり守護神”で戦っているブルペン陣。清水は2日と4日の広島戦(マツダ)で続けてリリーフに失敗して黒星を喫していたが、高津監督は「この前やられたから」と、あえてラストイニングに送り込み、奮起を促した。 20、21年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得している清水だが、セーブは21年4月23日の中日戦(神宮)での1つだけ。2死から代打・森下に二塁打を許したものの、最後は近本を二ゴロに仕留めて約3年ぶりにプロ通算2セーブ目をあげた右腕は、「(中継ぎの)石山さんも大西もつないでくれてたので、なんとか勝てるようにと思って全力でマウンド上がった。みんなでいい形で田口さんを待てるように頑張りたい」と話した。
報知新聞社