“再生可能エネルギー拡大へ” 太陽光発電事業者を完全子会社化 中部電力
中部電力は、再生可能エネルギーの開発を加速させるため太陽光発電事業者を完全子会社化すると発表しました。 中部電力が完全子会社化するのは、愛知県碧南市に本社を構え太陽光発電事業を手掛けるジェネックスグループです。今月22日に株式を100%取得する契約を締結。中部電力が太陽光発電事業者を完全子会社化するのは初めてです。 ジェネックスグループは、現在、東海3県と静岡県・長野県・滋賀県に243か所(発電出力計約8.3万キロワット)の小規模な太陽光発電所を保有しており2026年度末までに180か所(発電出力計約11万キロワット)の新規の開発を予定しています。 中部電力は、再生可能エネルギーについてグループ全体で2030年ごろまでに320万キロワット以上(2017年度末と比較)の拡大を目指していて今回の子会社化はその目標に向けての一環で脱炭素社会の実現に貢献するとしています。