【大村ボート・ルーキーS】飛田江己がコンマ03S決めてV「Fを切ったかと思った」
ボートレース大村の「ルーキーシリーズ第17戦 スカパー!・JLC杯」は31日、12Rで優勝戦が行われ、4号艇の飛田江己(23=東京)が道中の競り合いを制して1着。今年2回目、通算3回目の優勝を飾った。 準優終了後に「内(安河内健)がF2なので、いいスタートを行ければワンチャンスあると思う」と語っていたが、この言葉通り優勝戦では4カドからコンマ03とギリギリまで攻めた踏み込み。一方、F持ちの内3艇はコンマ17~19。この3艇を一気にのみ込んだ。 バックでは内で立て直した節一パワーの中村日向と5コースからまくり差してきた常住に差し込まれたが、2Mを冷静にさばいて押し切った。 「Fを切ったかと思った。周りもエンジンが出ていて迫られたけど、自分も行き足から仕上がっていた」とホっとした表情で振り返った。 この日で2025年前期適用の級別審査期間が終了。自己最高となる勝率6・70をマークして2期連続A1を決めた。そして、優勝という最高の形で締めくくり、新たな戦いへ踏み出す。
東スポWEB