豊田市駅前で「親子電波教室」 楽しく電波を学びラジオ作りも体験
「親子電波教室」が10月26日、豊田市駅前の商業施設「ギャザ専門店街」(豊田市喜多町1)内のサテライトスタジオ兼コミュニティースペース「大日通信ぎゃざすた」で開かれた。(豊田経済新聞) 【写真】豊田市駅前で「親子電波教室」 楽しく電波を学びラジオ作りも体験 同イベントは、愛知県電波適正利用推進員協議会とコミュニティーFMを運営するエフエムとよた(豊田市若草町3)が主催。親子で電波が暮らしにどう役立っているのかを楽しく学ぶ目的で行ったもので、同スペースの技術サポートなどを行う大日通信(豊田市千足町9)の協力で、豊田市では初の開催。 当日は市内に住む小学1年~高校2年の児童・生徒とその保護者、7組12人が参加。動画やクイズで電波が使われるようになった歴史や電波の仕組みなどを学んだ後、ラジオの組み立てに挑戦。配布された組み立てキットの回路基盤にコンデンサーや電池ボックス、スイッチなどをはめ込み、はんだ付け作業を行った。 はんだごてを初めて使う子どもも多く、はじめは苦戦していたものの、電波適正利用推進員や大日通信のスタッフのアドバイスを受けて完成させると、屋外に出て早速ラジオを聴取。周波数を合わせ音楽などが聞こえると「聞こえた」などと歓声を上げるなど、喜びの表情を見せた。 参加した子どもたちからは、「電波について知らなかったことが意外と多かったので、知ることができて良かった」「はんだ付けは難しかったけど、ラジオ作りは楽しかった」「これからはラジオをいろいろ聴いてみたい」などの感想が聞かれた。
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