10回目の「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は11月2日(土)開催!メモリアルイヤーを迎える感謝を込めて
また、海外からの選手の招聘については「本年はより多くの歴代優勝者を招聘したい」とし、来日の際にはファンとの交流会など、市民や自転車ファンに感謝を伝えるイベントを開催していく予定だという。会見では、2013年にツール・ド・フランスとさいたまクリテリウム第1回大会メインレ―スの両大会で優勝したクリストファー・フルームのメッセージビデオも公開された。
このほか、ツール・ド・フランスやさいたまクリテリウムの過去大会で使用したジャージや記念品の展示や、同日開催される「2024サイクルフェスタ」「2024さいたまるしぇ in さいたまクリテリウム」とも連携し、大会を盛り上げる。 大会前には、幅広い世代に興味を持ってもらいたいと子ども向けの大会「キッズクリテリウム」を企画。さらに、大会コンセプトの実現のため、4月から「Dreamティーチャー(さいたま市立浦和中学校)」「ひまわり大作戦(さいたま市内小学生)」「クリテeats」、ツール・ド・フランスに参加する選手の健康と安全を祈願した千羽鶴「鶴de France」を大会開催中のフランスに届ける計画を進行中。千羽鶴は、選手たちとともにフランス各地を回ったのち、再び日本に持ってきて会場に掲示されるとのこと。
メモリアルイヤーに向けて、様々な企画が用意されており、清水市長は「さいたま市で世界的な大会ツール・ド・フランスの名を冠した大会を開催させていただくことには、スポーツ振興や地域経済の活性化を図る上で大きな意義があると考えています。10回の歴史に感謝を伝えながら、さらなる飛躍につなげられる記念大会にしていきたいと思います」と意気込みを語った。
2013年から始まったツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。12年の間に環境や社会情勢は大きく変化したが、多くのファンに支えられ、地域に根付いてきた。メモリアルイヤーを迎えられたことへの感謝と、今後のさらなる発展への願いを込めて、11月2日(土)に向けて、「2024 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」がスタートを切った。
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
【関連記事】
- 高難度の山岳ステージは3!8日間へと拡大したレースは恐ろしきピレネーへ【Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ:プレビュー】
- 【Cycle*2024 リエージュ~バストーニュ~リエージュ ファム:レビュー】「あとわずか」で苦渋を飲んでいたグレース・ブラウンがキャリア最大の勝利に酔いしれる
- 【Cycle*2024 リエージュ~バストーニュ~リエージュ:レビュー】3年ぶり出場のポガチャルが2度目の優勝、モニュメント6勝目
- 【Cycle*2024 リエージュ~バストーニュ~リエージュ ファム:プレビュー】春の伝統レースのフィナーレを飾る152.9kmの女子レース、強く美しい戦いを待ちわびる
- 【Cycle*2024 リエージュ~バストーニュ~リエージュ:プレビュー】モニュメントと呼ばれる春の伝統大会最終戦はポガチャルとファンデルプールが最有力