【ソフトバンク】リチャード、プロ初の猛打賞 三たび塁上でガッツポーズ 師匠・山川穂高も拳突き上げ返礼
◆パ・リーグ ソフトバンク―楽天(1日・みずほペイペイドーム福岡) ソフトバンクのリチャード内野手がプロ初の猛打賞となる3安打を放った。 「7番・三塁」で今季初スタメン。3回先頭は右中間フェンス直撃の二塁打、5回無死二塁では左前打を放ったが、得点にはつながらなかった。 しかし3点を追う7回。無死一、二塁で酒居に2球で追い込まれながら、粘って8球目のフォークにジャストミート。打球は三塁線を抜ける反撃の適時二塁打となった。 いずれも塁上で大股を開き、右拳を突き上げるパフォーマンス。昨年まで1月の自主トレを5年連続で押しかけ、師と仰ぐ山川もベンチでスタンディングオベーションからガッツポーズを返していた。 リチャードは17年育成ドラフト3位でソフトバンク入り。20年3月に支配下登録された。過去の1試合最多安打は「2」で、直近は昨年8月11日の日本ハム戦(ペイペイD)。21年9月5日のオリックス戦(同)ではプロ初安打、初本塁打となる満塁アーチを含む2本塁打を放っている。
報知新聞社