27年ぶり新作お披露目 金沢21美で楳図かずお大美術展
「楳図かずお大美術展-マンガと芸術の大転換点-」(同展金沢実行委、テレビ金沢主催、北國新聞社後援)は12日、金沢21世紀美術館市民ギャラリーAで始まり、101点・103枚の連作絵画で描き出したSF物語がファンを「楳図ワールド」に引き込んだ。 メインの連作絵画「ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」は27年ぶりの新作で、自我を持ったロボットの男の子と女の子の生きざまを描いた。1980年代に発表した長編SF漫画「わたしは真悟」の続編となっており、楳図さんが4年がかりで完成させた。 このほか、会場には高校時代の肉筆同人誌なども並んだ。10月5日までで、入場料は一般1600円、中高生1000円、小学生800円。未就学児は無料。