『OZMagazine NEXTAGE』江戸川区版が創刊、64歳の区民に無料配布
東京都江戸川区は、雑誌「オズマガジン」を発行するスターツ出版と共同で、『OZmagazine NEXTAGE』江戸川区版(A4版・172ページ・オールカラー)を創刊し、同区在住64歳の区民がいる7000世帯に、無料送付しました。同誌を無料で受け取った区民からは「突然、なぜ?」など、驚きの声が同区に寄せられているそうです。 江戸川区の人口は約68万人。子育て世代が多い一方、熟年世代も約14万人と総人口の20%を占めています。そこで、同区の生きがい係が「仕事を離れてもまだまだ若く、やる気のある60代を応援し、地元の新しい楽しみ方を提案しよう」と、スターツ出版に編集を委託しました。 同出版が熟年世代の区民に聞いたところ「仕事ばかりだったので趣味がない」「地元の知り合いが少ない」といった声が聞かれたため、「65歳で定年を迎える方が、仕事を離れる前の準備として活用できるように」と64歳の区民に対象に絞り込んだそうです。初版発行部数は3万部です。 そのため、特集「江戸川を楽しむ9のストーリー」のなかでは、レトロ居酒屋やインド人が多く集まる本場のインドカレーのお店、小松菜の魅力とレシピなど、江戸川をじっくり満喫できる情報が盛り込まれています。ほかにもノスタルジックな散歩コースの提案をはじめ、グルメ情報、地域貢献や生涯学習をはじめ、区内の老人クラブをはじめとした、さまざまな活動を紹介しています。 同出版などでは「家族や友人との会話のきっかけになれば」としており、同誌は、区内の一部書店やコンビニなどで1部650円(税込)でも販売しています。